今さら聞けない!早く作業する基本操作!
こんにちは!
エカキオです!
気付けばもう6月です。
新入社員として入社した皆様も、5月病を乗り越え、仕事の楽しみや苦しみを覚えてきた頃でしょうか。
AutoCADを利用している方も、操作に慣れてきたころかと思います。
慢心は禁物です。
あなたが覚えて来たAutoCAD。操作方法に無駄はありませんか?
そこで今回はAutoCADの基本操作で押えておきたい項目をご紹介致します。
そこそこ早くなってきたかな?という方もこちらを更に気を付けることで、
もう1ステップ早くなれると思います。
それでは、行ってみましょう。
マウスの右クリックを「Enter」に
デフォルトでは、マウスの右クリックはメニューが表示されます。
ショートカットキー、コマンドを駆使している皆様であれば右クリックメニューなんて
必要ありませんね。
もし必要なメニューがあるとしたら、ショートカットコマンドに設定してコマンドで利用しましょう。
設定方法
「option」コマンド→「基本設定」タブ→「Windows標準処理」欄→
作図領域のショートカットメニューのチェックを外す
オブジェクト選択のいろは
オブジェクト選択の合理化、効率化を図ることで煩わしい作業も減り、
とても時短効果が得られます。
よく使う選択オプションはこちらです。
オプションキー | 選択対象 | 覚え方 |
L | 最後に作成されたオブジェクト | LastのL |
P | 直前の選択セット | PreのP |
W・WP | 窓選択(ポリゴン) | WindowのWとPolygonのP |
C・CP | 交差選択(ポリゴン) | CrossのCとPolygonのP |
F | フェンス選択 | FenceのF |
英語の意味も考えると覚えやすいですね。
ズームのアニメーションはOFFにしよう
いつの日からかズームアップの時にアニメーションが付くようになりました。
正直、邪魔ですね。
ご多忙の皆様で、うわ!このなめらかなズームアップ素敵!!
とお思いの方は、恐らくいないかと思われます。
即設定の見直しを。
設定方法
システム変数「VTENABLE」を「0」にしましょう。
スペースを最大限利用
以前にもちらっとご紹介していますが、「スペースキー」は「Enter」と同様にコマンドの決定に使用出来ます。
AutoCADのホームポジションは右手でマウス、左手でキーボードになるかと思いますが、Enterが押しづらい!
そこで左手の親指でスペースを押すと、グッとコマンド入力が早くなります!!
さらに、なにもコマンドが動作していない状況で、スペース(Enter)を押すと直前のコマンドが再び始まります。
意外と知らずに何度もコマンド入力している人いるので、要チェックです。
Shiftの使い道
AutoCADのShiftはやはり万能キーです。
いくつかご紹介します。
直交モードの一時オン、一時オフ
直交モードが常にオンの場合、一瞬だけ直交をフリーにしたい時にShiftを長押しすることで、直交モードが押している間だけ解除されます。
逆も同様。直交モードがオフの時に、Shiftを長押しで一時的に直交モードがオンになります。
選択セットの解除
オブジェクトを選び過ぎた時に、「R」のオプションを入力して、選択解除モードにしてる人いませんか?
Shiftを押しながらすでに選択しているオブジェクトを選択すると、選択が解除されます。
選択選択で何言ってるかわからないですが、やってみるとわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
知らなかった!!っていう声が聞こえて来た気がします。。。笑
いや、当然やってますけど、という声も。。
定期的に自分のやり方は正しいか?もう少し効率化は出来ないか?
と考え直してみるのも良いかもしれませんね。
それでは、この辺で。
エカキオ