とりあえずBIM 第2弾
こんにちは!
エカキオです!
前回の記事ではARCHICADの基本的な使い方をマスターするやり方をご紹介しました。
基本的には公式のマニュアル「Magic」をやりましょうという内容でしたが、
ただ単にやるのではなく、徹底した反復練習とショートカットを意識しましょうというところでした。
それが意外に重要で、1回だけやってなんとなくできた気になって、実務に入ってしまうと
中途半端に操作できる状態で、そのままずるずるBIMをやっていくことになるのです。
それってとても勿体無いです。
スポーツじゃないですが、基礎練って重要ですよね。
SLAM DUNKの桜木もひたすら基礎練をやった結果、上達が早かったですよね。
(あれはセンスが元々あったのでしょうけど。あと主人公パワー)
なんでも一緒です。基本操作をある程度極めてから実行に移すと、その後の作業が
ずっと効率的になります。つまりレバレッジをかけるってことなんだと思います。
ekakio.hatenablog.jp
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さて、今回はREVIT編ですが、なぜREVIT編を後にしたかというと・・・
REVITには、ARCHICADのMagicほど、入門編に適したマニュアルがない!!!
と思っているので、こんなのあるよ!という方はぜひ教えてください!
これまでの記事にも書いていますが、「BIM=なんだか難しい3DCAD」という印象をまずは払拭する
必要があります。
前回記事にも記載しましたが、Magicには建物1棟を建てるという手順がギュッと詰まっているからです。
通り芯、壁、床、柱、梁、ドア、窓、階段、部屋(ゾーン)などなど、一通りの操作を網羅しています。
そして3階建てというちょうど良い規模感。素晴らしい。
ARCHICAD、REVITと操作方法や画面など違えど、BIMという概念では同じなので、
会社でREVITしか使えない!!という人でも、体験版をダウンロードしてもらって、ぜひARCHICADの
Magicをまずは反復練習してからREVITに臨むことをお勧めします。半日くらいあればマスターできますので。
そうすることで、REVIT操作時にも、ARCHICADでいうあの作業って、REVITでもできるはず。
というような、予測ができるようにもなりますので、ぜひ試してみてください。
具体的な方法
では、REVITは具体的にどうやって覚えれば?ということですが・・・
ズバリ、MagicをREVITでやりましょう!ということです!!!
なんじゃそりゃー、ですよね。
私もそう思います。笑
でも、それが一番しっくりくると思うんです。
ソフトは違えど、やることは同じですから。
通り芯、壁、床、柱、梁、ドア、窓、階段、部屋などなどを作ると建物が出来上がります。
階高設定、ビューの増やし方、シートの作り方など、その辺はARCHICADと全然違います。(仕組みも違います)
まずその辺りの設定は、詳しい同僚にやってもらうとして、図面を引けるようになりましょう。
それじゃ、意味がないって?そんなことないです。
1日で操作方法をマスターした人には、まず図面の作成、図面の修正などお願いできます。
しかも反復練習された上での操作なので、さぞかしスピーディでしょう。
一方、ビューとかシートの作り方とか、色々なものを覚えようとしている人はすぐには取得できないでしょう。
やっぱりその辺りはCADと違う部分で、設定が少し複雑です。
そこは次のステップで覚えれば良いのです。
色々な設定なども含めてBIMをすぐにマスターしようという方が無理があります。なので、まずは図面を描けるようになりましょうということですね。
とは言っても、マニュアルも何もなければMagicをこなすことすらできない!という意見はごもっともなので、
そこは参考になるサイトのご紹介とさせていただきます!(ここは他力本願で)
こちらの記事では、BIMに対する一歩目のハードルをいかに下げ、効率的なBIMの導入(基本操作のマスター)という手段について、
提供させていただければと思っております!(開き直り)
AutoDesk公式チュートリアル
公式なので安心感はありますが、丁寧すぎて個人的にはあまり好まないです。動画の倍速再生なども不可のようです。
チュートリアル | Revit LT 2020 | Autodesk Knowledge Network
Revit Peeler
いつもお世話になっております。Revit Peeler様です。
詳しく解説いただいております。他にもとても参考になりますので、ぜひブックマークを。
Revit Peeler Tutorials: はじめに
BEAVER MEDIA
程よく解説されているので、参考に。動画のラーニングページもあったと思います。
Revitで建築してみる | BEAVER MEDIA
色々なサイトを参考にしつつ、徹底的な基本操作の習得で、超効率的に図面を描きましょう。
ショートカットキーを覚えよう
REVITでも当然ショートカットキーがあります。これも間違いなく覚えましょう。
AutoDeskということもあり、どことなくAutoCADのコマンドに近しいものが規定の割り当てになっています。
ただ、注意点としては、AutoCADのコマンドと違い、最後にエンターは不要です。
例えば、移動(MV)です。これはMを押してから、Vを押すと、移動モードになっています。(エンター不要)
※リボンのツールにカーソルを合わせると、括弧の中に記載されているのがショートカットキーです。
基礎練をしながら頻繁に使うコマンド、AutoCAD時代によく使っていたようなコマンドのREVIT版は何かな?など
一通り把握しましょう。
もちろん、ショートカットの割り当ても可能です。以下参考にさせて頂きましょう。
このショートカットキーも徹底的に暗記して、作業効率化をとことん測りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回のARCHICAD編に続き、REVIT編をお届けしました。
これらをこなすことが出来れば、ARCHICADが来てもREVITが来てもどちらでも対応できますね。
ここまでの基本操作編がマスターできたら、設定などの応用もどんどん覚えて行きましょう。
随時紹介して行きますね。
また、AutoCADにLISPがあったように、ARCHICAD、REVITでも拡張機能はたくさんあります。
アドオンとして公開されているものから、ライノセラス+grasshopperと連携したもの・DynamoというRevitで使えるもの。
その辺りの効率化ツールについても紹介していけたらなと思っています。
BIMの基本操作に慣れてくると、平面図を書いているつもりでも、3次元の情報が知らぬ間に出来ており、
見え方を意識しながら入力をしていくことで、外観、内観パースのベースを作ることも可能になってきます。
そのデータを利用しつつ、LumionやEnscapeなどのリアルタイムレンダリングソフトと連携すると、業務効率化は止まりませんね。
これまでAutoCAD→3Dモデリングソフトという過程を経ていたことを思うと、とても良い時代になりました。
それでも仕事が減るわけではなく、次から次へと増え続けるのはなぜでしょう・・・がんばりましょう!
それでは、この辺で。
エカキオ
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