時代も変わりました CADからBIMへ
変わりゆく時代
こんにちは!
エカキオです!
大変ご無沙汰をしております。
当時記事を書いていた頃から時代は変わっていき、
今ではAutoCAD→BIMの利用がだいぶ増えてきたと思います。
図面描きとしてこのブログを始めた頃にはそこまでBIMは主流ではなかったですしね。
(当時触ってはいましたが、まだまだ使いにくいツールだったと記憶しています・・・)
私もBIMを勉強しつつ業務を進めておりますが、
そもそもBIMって?
なんか難しいそう?
3D CAD?
AutoCADで良くない?
などなど、感じている方は多いのではないでしょうか。
なんだか分かりづらく、とっつきにくい印象のあるBIMですが、一つ一つ機能を見ていくと、
やっていることとしては難しいことは少ないので、これから始めるという人も恐れずに
チャレンジして行きましょう!!
BIMというツール
そもそもBIMとは・・・
BIM(ビー・アイ・エム、ビム、Building Information Modeling[1])は、建築物や土木構造物のライフサイクルにおいてそのデータを構築管理するための工程である[2]。典型的には、3次元のリアルタイムでダイナミックなモデリングソフトウェアを使用して建築物及び土木構造物の設計、建設及び維持管理の生産性を向上させる[3]。この工程でBIMデータを作成し、そこには形状、空間関係、地理情報、建物部材の数量や製品エネルギー消費量など特性が含まれる。
wikipediaより BIM - Wikipedia
なんだか小難しい解説が記載されていますが、要は入力した壁や柱、部屋、などなどモデルに情報(Information)を持たせる
ことができるのです。
それの何が良いか?というと図面描き目線で言うと、その情報を利用して出力の表現を変えたり、選択する時のフィルタに
生かしたり、それこそ、壁の厚みや種類を変えることだって容易にできるわけです。
AutoCADで壁を描くということは、情報を持たない「線」を2本並行して描くことで、「壁」のように見える図を書いているので、
情報としては持っていないのですね。そこがCADとBIMの大きな違いだと思います。
私もAutoCAD愛好家でしたが、BIMに慣れてくるとやっぱり便利です。
そんな便利さを実感してもらうために、わかりやすく伝えられる内容を順次お伝えしていきたいと思っています。
習うより慣れる!!
頭や言葉ではわかっていても、実際手を動かすのは容易ではないですよね。
BIMを取り上げるタイミングとしては相当出遅れているので、似たような記事はたくさんあると思いますが、
負けないように、分かりやすい記事をお届けしていけたら良いなと考えておりますので、よろしくお願い致します。
1つの記事で全て網羅することは出来ないので、なんとなくシリーズ化していければ良いかなと。
色々参考書などなど、世には溢れていますが、難しいことやBIMの概念なんてどうでもいいので、まずは使い方に慣れましょう。
ツールとして体に覚えさせた後、その辺りの深い使い方をより理解していけば良いと思っています。
BIM初心者がやるべきこと 2次元だけ機能だけ意識して使う
難しいことはいいから、とりあえず基本的な使い方を教えて ARCHICAD編
難しいことはいいから、とりあえず基本的な使い方を教えて REVIT編
などなど順次更新
まとめ
いかがでしたでしょうか。
久々の更新すぎて、どんな風に書いてたかを過去の記事を見ながら思い出しながら書いています。笑
BIMを利用することにより、CADで数日かけていた作業が半日で終わるなんてこともザラにありますので、
ぜひ身につけてください。
ただ、全ての図面をBIMでやり切るということはなかなか至難の業ですので、CADもうまく活用しながら、
いいとこ取りをして行きましょう。
CAD→BIM、BIM→CADの連携ももちろん大いにありますので、LISPの存在も忘れずに。
それでは、この辺で。
エカキオ