図描きの備忘録

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難しいことはいいから、とりあえず基本的な使い方を教えて ARCHICAD編

とりあえず!

こんにちは!

エカキオです!

 

前回の記事でお知らせしましたが、今回から具体的な使い方を習得して行きましょう。

BIM初心者がやるべきこと - 図描きの備忘録

 

その記事でも書いたのですが、新しいソフトを使うのに、長くてわかりづらい前段の話を長時間かけて行うのは非効率です。

とりあえずソフトに触れて、ある程度のやり方を会得した後に、ルールやら作法などはじっくり学んで行きましょう。

 

ある一定の割合の人は順に学んでいくことを嫌う人も多いです。(私もどちらかというとそうかも)

簡単に言うと?とか、とりあえず教えて?とか答えを急ぎたい人が多いですよね。

 

今回の記事はそんな人が主な対象にはなると思います。

これをやれば基本的な操作は1日あれば習得できる(はず!)方法として推奨致します。

 

それでは、行ってみましょう!


具体的な方法

これから具体的な方法に入っていきましよう。

 

使う教材はこちらです!!

Archicad Magic – Graphisoft

 

こちらはARCHICADの販売元のグラファソフトが出している初心者向けのマニュアルですね。

サイトの本文も引用してみます。

Archicad 初心者のための入門書「Archicad Magic」は、模型と呼んでも良いくらいの簡略化した建物を例にしたチュートリアル形式のテキストです。 学生の方や教育機関だけでなく、”初めて Archicad に触れる”方にも、短時間で Archicad ってこんなにカンタンなんだ! ということを感じていただけるトレーニングマテリアルです。

 

(資料ダウンロードページはこちら。情報の入力が必要です。)

Archicad Magic ダウンロード – Graphisoft

 

なんだ、公式のマニュアルじゃん。という感想かもしれないのですが、これが1番習得の近道だと思っています。

色々と参考書も山のように出ていたり、解説サイトなどもあると思います。

他のものを参考に手をつけるより、このMagic(以降マニュアルとも表現します。)でまずは反復練習で行い、マニュアルを見ないでも一通りの流れを出来る様になれば、通常業務でも迷いなく基本的な操作は身につくことでしょう。

そしてその時点で、一般図レベルではAutoCADから卒業になると思われます。

 

こちらのマニュアルをおすすめする理由は、建物1棟を建てるという手順がギュッと詰まっているからです。

通り芯、壁、床、柱、梁、ドア、窓、階段、部屋(ゾーン)などなど、一通りの操作を網羅しています。

そして3階建てというちょうど良い規模感。

素晴らしいです。

 

f:id:ekakio:20220811153346p:image

(完成モデル:上記サイトより画像引用)

 

ARCHICADの参考書ではありますが、BIMという概念に触れる一番の近道だと思っています。

 

2022年8月現在でダウンロードできるARCHICAD25 対応のMagicにおける、

基本編(6ページ目〜52ページ目)を対象として反復練習をしましょう。

その後のページにある、ドキュメント編、応用編については、基本操作を学んだあと、重要なスキルになってくるのですが、まずは基本操作を習得しましょう。

 

初めはマニュアルを見ながら、ツールの位置を確認しながら、など行うので、3〜4時間くらいはかかってしまうかもしれません。

 

初回入力後、2回目をゼロから作成していく際には極力マニュアルで操作方法は見ずに(入力する順番や数値的なところなどは見て良いと思いますが)ひたすらスピーディに入力していきましょう。

 

最終的な目標は、ゼロの状態から建物モデルの入力終了まで30分以内と言ったところでしょうか。

 

入力の手順や、ポイントを押さえていければ、そんなに難しい目標ではないです。

早い人は20分程度で仕上げると思います。

 

ただ、やり始める前に、次のことに注意して行うと、なお成長が著しく早くなると思います。

 

ショートカットキーを意識しましょう

マニュアルを見ながら進めていく際にぜひ次の画像のショートカットキーを意識しながら、操作をしてください。デフォルトてま設定されているショートカットキーは編集用ツールがメインです。(壁ツールなどはデフォルトで設定されてなかったと思います。)

 

赤枠の部分がマストで覚えた方が良い基本的なもの、青枠もその次に覚えるべき頻度の高い操作です。

(ゆくゆくは全ての操作をキーボードからワンアクションで行えるようになると良いでしょう。)

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(以下リンク先のクイックリファレンスの内容に一部注記を加えています。クイックリファレンスの内容も1度マニュアルを一通りやったあと、一読することをおすすめします)

https://dl.graphisoft.co.jp/downloads/training-materials/quick-reference/Archicad25_QR_win.pdf

 

マニュアルに記載されているツールで操作する際には、それはどのショートカットキーが対応しているか?ということを常に意識しましょう。そして2回目、3回目の入力の際にはショートカットキーでほぼほぼ作業できるようにしましょう。

 

まずはデフォルトで設定されているショートカットキーを覚えれば良いと思いますが、ガッツリカスタマイズしたい場合は以下のサイトなどを参考にして頂くのが良いと思います。

【ARCHICAD】ショートカットキーおすすめ設定!【高速モデリング】 | BEAVER MEDIA

 

あとはマニュアルなどにあまり記載されていないのですが、ペットパレットというオプションのツールバーが出てきますが、その操作ツールはFキーを押すことで切り替えることが出来ます。それは地味に便利なので、ぜひ覚えましょう。Shift+Fで切り替えの順番を逆にすることも可能です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

BIMについて、「とりあえず」触れる!そんなことから始めてみましょう!

Magicの反復練習+基本的なショートカットキーの習得をすることで、ARCHICADの基本操作は確実に身につくと思います。

 

これで基本的な図面を入力自体はできるようになります。

BIMに慣れてくると、CADを使ってやっていたことがどれだけ大変だったかがわかると思います。Magicをやりきった人はもう感じているかもしれません。

 

次回はREVIT編をお届けしますが、基本的には同じような考え方になると思います。

 

基本操作編が終わると、あとはどんな応用ができていくかということを少しずつ学んでいき、今までの図面作成に対する概念を変えていきましょう。


それでは、この辺で。


エカキオ

 

 

 

 

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