AutoCADを早くする!コマンドを使うメリット
こんにちは!
エカキオです!
いよいよ、図描きの備忘録にふさわしい図面ソフトについての時短方法を紹介して行きます!
と、言ってもまずは王道のショートカットコマンドをカスタマイズすることから始めて行きます。
そもそも、みなさんは普段、コマンド入力を利用していますか?
コマンドを利用すると、早さのレベルが格段に違います。AutoCADならではの入力方法ですので必見です。
マウスでツールのアイコンを利用している方は多いのでは、と思いますが、ここでコマンドで入力した場合のメリットをご紹介します。
マウスでツールを利用する場合、
線を引く、次はコピーしたい
↓
コピーのアイコンを選ぶ
↓
コピーしたい図面にマウスを合わせてコピー
それが、コマンド入力の場合
線を引く、次はコピーしたい
↓
「c」キー押して、エンター
↓
コピー
こうやって文章にすると、とてもわかりづらいですね。。。笑
マウスを使用した場合、ツールを選択する毎に、1度ツールバーにカーソルを移動させて、もう1度編集中の図形にカーソルを合わせる必要があります。
実際やってもらうと、わかりますが、
早いです!
とても、早いです!!
やっぱりマウスを使うというのは、直感的でとても使いやすいですが、コマンド入力の方がずっと早いというのが、概念としてはわかって頂けると思います。
でも、コマンド入力って聞くと、
なんだか難しそう
とか
コマンドを覚えられない
とかとか
色々思うところはあると思います。
ただ、みなさん普段使うコマンドって、そんなにたくさんありますか?
せいぜい、10〜20種類くらいじゃないですかね?
滅多に使わないコマンドは、正直アイコン入力でも構わないと思いますし、別の記事で紹介した「alt」を使うってのもありかと思います。
コマンドを書き出してみる
とりあえず、普段使用するツールを紙に書き出してみてください。
そこから、ショートカットコマンドに設定するものだけを覚えれば良いのです。
それに、ある程度汎用性のあるツールは初めからショートカットコマンドが割り当てられていますので、ぜひご利用ください。
そのアイコンのコマンド自体わからないよ!という方は、アイコンを押すとコマンドラインに「_〇〇〇〇」の様にアンダーバーの後に続く英語があると思います。
それが、そのアイコンのコマンドです。
正確にはそのアイコンのフルコマンドです。
さすがにフルコマンドをキーボード入力しては、かえって遅くなりますね。。。
なので、ショートカットコマンドを設定して、アルファベット1文字、もしくは2文字くらいにしちゃいましょう。
初期設定であるものをいくつか紹介します。使用しているPCによっては違う設定になっている場合がありますのでご了承ください。
ツール → フルコマンド → ショートカットで表記してます。
線 → LINE → L
ポリライン → POLYLINE → PL
移動 → MOVE → M
分解 → EXPLODE → X
書き出したらキリがないので、とりあえずこの辺りで。
長くなり過ぎてしまったので、実際のカスタマイズの方法は次回にします。
それでは、長文お読み頂きありがとうございました。
エカキオ