時間投資という概念
こんにちは!
エカキオです!
最近読んだ本で、仕事をする上でとても参考になり、根本的なところで同意する内容だったので、
身に染みた本をご紹介致します。
どちらの本にも共通して時間の使い方について書いてあります。
また、どちらの方もとても面倒臭がり屋で、いかにして「楽をする」かを常に考えているという。
こちらのブログもいかに作業の時短、効率化ができるかというところを追及してきていますが、
これらの本を読むことで、なんとなく意識の中で行動してきたことを、明確に表現してくださっています。
そしてより具体的な方法(考え方)が書かれていて、すぐにでも実践しつつあるのですが、
とても参考になったので、自らの意識に値付けさせる意味も含めてご紹介します。
仕組みをつくるということ
まずは、仕組みを作るということ。どちらの本もこれを作ることが根底にあるような気がしています。
「仕組み」というのは、誰がやっても同じ効果が出るように、マニュアルやシステムなどを構築するということもその一つ。
それを1つ作ることで、誰が行っても再現性があり、同じ結果が得られます。
例えば、、、
サラリーマンなどの身近なところでいうと、エクセルのマクロなんかがそれに当たりますかね。
主婦の方にでいえば、料理のレシピでしょうか。
雇ったアルバイトに与えるマニュアルもそうです。
一度作成すれば、余計な仕事(教えたり、考えたり)が激減するのはよくわかってはいると思いますが。
いざ自分の仕事の時に当てはめるとどうでしょうか。
部下、後輩に教えるより自分でやった方が早い!なんて思ってる人、沢山いませんか?
私、結構そう思って、自分でやってる人です。笑
今までは部下も居なく、自分でやる以外になかったんですが、そろそろ中堅と言われる年代にもなってきたので、
「人にお任せする」
ということを覚えていきたいと思います。
仕組みづくりといえば、私がこちらのサイトで推しているLispもそれに当たります。
AutoCAD Lisp 入門 - 1 - 最強の時短ツール「Lisp」とは - 図描きの備忘録
AutoCADのLispではこんなことが出来て便利です。 - 図描きの備忘録
CADというソフトを使っている上で、同じような動作は何百回、何千回、何万回と発生します。
同じ行為をLisp化することで、再現性があり、余計な仕事が激減します。
その様に「仕組み」などを利用し、何倍もの効果を得ることをレバレッジをかけるといいます。
レバレッジをかける
レバレッジとは、てこの原理と同じような意味合いで、少ない力で大きいものを動かします。
前述した「仕組み」を使うことで、とても大きなレバレッジがかけられることがわかります。
例えばLispを作ることで、30分かかっていた作業が5分で終わるとしましょう。25分の時短です。
その作業が週に10回起こるとします。1週間で250分の時短、ざっくり4時間としましょう。
年間50週としても、200時間の時短になりました。
これは一人でやった例ですが、同じLispを社内の人10人に配ったとします。
200×10=2000時間です。
とてつもないですね。
これがレバレッジの力です。
そんな絶大な力を持つ「仕組み」を作ることに、時間は惜しみなく使った方がいいです。
例えば上の様な効果をもたらすLispを作るのに1週間(40時間)費やしたとしても、十分お釣りがくることがわかります。
レバレッジは、かければかけるだけ効果が増えます。
先ほどは10人といいましたが、100人、1000人となればそれだけの余剰時間が生まれることがわかりますね。
その生まれた時間をもっと有益なことに使いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仕組みを作り、レバレッジをかける。
身近なところから、仕組みが作れないか模索してみてください。
仕組みを作るためには面倒くさいと思うことが大切です。
楽したい!という気持ちが仕組みを作る原動力になります。
仕組みを作る時にはそれなりの労力が発生します。
ただ、一度作ってしまえば何倍、何十倍にも効果があることは前述したとおりです。
皆様の業務の効率化のためになれば幸いでございます。
それでは、この辺で。
エカキオ