図描きの備忘録

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AutoCADで時短 - 13 - 重いデータも「開く」を使いこなせ

データの開き方

こんにちは!

エカキオです!


図面データの開き方についていくつかの方法があります。

  • ファイルデータをダブルクリック
  • AutoCADを開き、「open」コマンド
  • メニューから開く


いずれも同じ様に図面ファイルが開かれますが、図面の開き方には以下のオプションがあるのはご存知でしょうか?

  • 読み込み専用で開く
  • 部分的に開く


なんのことやら?
という声が聞こえて来そうなので、解説をします。

どちらも、開くダイアログでの操作になります。



どちらもダイアログ右下の開くボタンの右側にある、「▼」をクリックするところから始まります。


読み込み専用で開く

メニューの中から、「読み込み専用で開く」をクリックしてください。

この方法で開く時のメリットとして、複数人で共用のデータを更新できる環境がある方にはありがちなのですが、同じファイルは1人しか開くことは出来ません。

データの更新はせずに、

  • 閲覧だけしたい!
  • 見るだけで良いのに!
  • 寸法を測りたいだけ!

などなど、通常の開く方法ですと、1番初めに開いた人が優先され、2番目以降に開く人が、「読み込み専用」となります。

組織事務所などでは重宝する開き方なのではないでしょうか?


外部参照をロードしない


メニューの中から、「部分的に開く」をクリック。


こちらのメリットは、データを簡易的に開き、必要なデータの抽出が出来るところにあると思います。


こちらのダイアログが開かれます。



左下のチェックを入れることで、外部参照のロードを解消することが出来ます。
図面の一部分を参照したいだけなのに、大容量の外部参照をロードして歯がゆい状態に役立ちます。


また同様に、右側の画層一覧のチェックを部分的に入れることで、一部のデータだけを開くことが可能です。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

図面データの開き方だけでも、これだけ出来ることがあります。

図面データを限定的に利用することで、不要なデータの読み込みも避けられ、時短に繋がりますね。

必要なデータを必要なだけ開く。
エコですね。

時間もエコに使いましょう。


それでは、この辺で。


エカキオ


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