図描きの備忘録

日々の業務の時間短縮。残業しないで帰る事を目指し、悪戦苦闘中。AutoCAD、Lisp、効率化、自動化、合理的、プログラミング、資産運用勉強中

AutoCADで時短 - 11 - TrueColorで図面を手早く見やすく

TrueColorとは?

こんにちは!

エカキオです!

AutoCADで作業する時、線やハッチングに色を付けることありませんか?

その時にCTBファイルを編集して色番号を指定する人が多いと思いますが、TrueColorを使うことでCTBの受け渡しがなくてもカラフルな図面で出力することが可能です。


TrueColorが使用出来るようになったバージョンは、

  • AutoCADは2004?(すみません、この頃かと)
  • AutoCAD LTは2009

からになります。

具体的な使い方も説明します。


TrueColorで色を指定する操作方法

プロパティを使って説明します。

色欄を選択し、最下部にある「色選択」を選びます。


カラーテーブルが開きました。



例として10番(赤)を選び、
その後TrueColorタブを選びます。



TrueColorタブでは、R,G,Bでの色が指定可能になり、その色がそのまま印刷の色に反映されるようになります。

左下に注目です。
初めは色番号のまま。



上部の色合い・鮮やかさ・明るさ

のどれか1つを変更し始めると、左下がR,G,B表記に変わります。



中央部のグラデーションになっている部分をクリックしてもTrueColor指定には出来ますが、クリックする場所によって微妙に色が変わるので、わたしは明るさを1プラスするようにしています。

左下の表示がR,G,B表記に変わりましたらOKを押して決定しましょう。



これでTrueColorになりました。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

TrueColorを利用することで、CTBで単独に色設定をしている人との互換性が高まりますね。

ただ、他社が相手となると線種、線の太さなどの設定にも関わって来ますので、CTBの共有は間逃れられないかも知れません。

TrueColorに関しては、ベテランのCADオペレーターさんはご存じない方も中にはいらっしゃいましたので、こっそり教えてあげてみてください。
バージョンによって新機能が莫大に増えるので仕方がないですね。

わたしもダイナミックブロックは勉強中です。。。

データの共有もスマートにすることで、作業もはかどります!

今日もNo残業を目指して頑張りましょう!


エカキオ


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