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図描きの備忘録

日々の業務の時間短縮。残業しないで帰る事を目指し、悪戦苦闘中。AutoCAD、Lisp、効率化、自動化、合理的、プログラミング、資産運用勉強中

AutoCADの動きが遅い時に有効な設定【第1弾】

動きの悪いデータ

こんにちは!

エカキオです!

こちらのブログで閲覧数の上位に入るこちらの記事。

【重いデータを劇的に軽量化】AutoCADデータを軽くするいくつかの方法 - 図描きの備忘録

日本各地でCADを利用する人の大半が、データの重さをヒシヒシと感じていることがわかりました。

今回は別の視点で、動作が重い!遅い!歯がゆい!そんな悩みに対応すべく、システム変数を変えることで、動作の快適化を図る方法をご紹介します。

システム変数の設定を変更する

AutoCADにはシステム変数という、作業をする上での設定があります。
作業者の操作性を考え、Autodesk様が仕込んでくれたシステムですね。
たまに意図しない方向に行く場合もあるのですが、要点を掴めば非常に便利な設定です。

AutoCADのデータで良くある変な設定を直す方法 - 図描きの備忘録


それでは、具体的にどのシステム変数を変更する必要があるのか解説します。
システム変数をコマンドラインに入力し、Enterキーを押下、その後、数字かキーワードを入力することで設定を変更することができます。
(コピー&ペーストでも貼れます。)


選択したオブジェクトのハイライトをオフに

システム変数「HIGHLIGHT」

オブジェクトを選択すると、選んでいるオブジェクトが光っているような表示(ハイライト)になりますね?あれは実はオフにすることが出来るんです。

少しのオブジェクトに対する動作なら何の問題もないんですが、データの状況によっては、何万、何十万という細かいオブジェクトを操作しなければならない時に、この設定を変えることで、多少時間短縮になります。

注意点としては、慣れないと思いもよらぬオブジェクトが操作される可能性があるので、ハイライトオフにする際はご注意を。
(普段はオンにしておくのが無難です)

【設定内容】

0:ハイライトしない(オフ)
1:ハイライトする(オン)


オブジェクト選択のプレビューをオフに

システム変数「SELECTIONPREVIEW」

こちらもオブジェクトがハイライトする効果ですね。
こちらはオブジェクトを選択した場合ではなく、カーソルを合わせるとハイライトされます。この様な視覚効果がバージョンが上がるにつれ増えていくんですが、動作スピードとしては落ちていくんですよね。。。このシステムは恐らく2006年のバージョンからかな?

私はこの設定は常に「0」にしています。

【設定内容】

0:なし
1:コマンド実行していない時に、プレビュー
2:コマンド実行時、オブジェクト選択中プレビュー
3:常にプレビュー


再作図は自分の意思でしましょう

システム変数「REGENAUTO」

意外とこの設定変更の恩恵は大きいかもしれません。
画面上の表示を最適化する場合に再作図をするのですが。
例えば、丸や円弧が多角形で表示されている時や、図面全体を表示する時、レイアウト空間に移動し、ビューポートを表示する際など。
普段は自動的にAutoCADが再作図を掛けて、表示をきちんとしてくれますが、データ量が多い図面だと、再作図する度に、動きが止まります。
そういう場合はOFにしちゃいましょう。

手動での再作図はこちらのコマンドで。
(sc:@@はショートカットコマンド)

REGEN(sc:RE)→現在のビューでの再作図
REGENALL(sc:REA)→全てのビューポートも再作図

【設定内容】

ON:再作図を自動的に行う
OF:手動で再作図を行うまで再作図されない


まとめ

いかがでしたでしょうか。

AutoCADの動作スピードは使用しているPCの性能も大きく影響しますが、システム変数の変更でも作業スピードの円滑化が図れますので、ぜひ試してみてください!

それでは、この辺で。

エカキオ


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