図描きの備忘録

日々の業務の時間短縮。残業しないで帰る事を目指し、悪戦苦闘中。AutoCAD、Lisp、効率化、自動化、合理的、プログラミング、資産運用勉強中

AutoCADのデータで良くある変な設定を直す方法

システム変数の仕業

こんにちは!

エカキオです!

AutoCADを使っているうちに、たまに突然変な設定になって、いつもと違くてやりづらいし、直し方もよくわからないしって時に役立つことを紹介したいと思います。


目次

寸法がバラバラに分解される!

システム変数 DIMASSOC

0:バラバラ状態
1:非自動調整寸法
2:自動調整寸法

オススメは「1」です。
2も使い様によってはとても便利なのですが、図面を修正している中で、思いもよらない部分を計測していることがあり、あまりオススメできません。


オブジェクトが1つ1つしか選択できなくなった

システム変数 PICKADD

0:PICKADDをオフ。複数選択するにはShiftを押す必要があります。

1:PICKADDをオン。通常通り選択が可能。


AutoCADが1ファイルずつ違うウィンドウで開かれる

システム変数 SDI

単一図面互換モードという設定です。
「1」になっていた場合は「0」に変更しましょう。


オブジェクトの点線の感覚がおかしい

システム変数 LTSCALE

これは数値を変えて丁度良いところを決めましょう。

各社で一定の数値を決めているはずです。
その数値×図面尺度の数値にすれば、適正な間隔になるはずです。


レイアウト空間の線種がおかしい

システム変数 PSLTSCALE

こちらはレイアウト空間で作業する上で、モデル空間で設定している線種尺度と変わって見えてしまう場合に変更します。

その場合、「0」を指定してください。

そうすればモデル空間と同じ様に映るはずです。


まとめ

いかがでしたか?

よくある設定によるトラブルをまとめてみました。

システム変数一覧を調べやすい様にまとめてくれているサイトを発見。

土木系AutoCAD(オートキャド)使い方サポート-AutoCADのシステム変数一覧

こちらも参考にどうぞ。

その他にこんなトラブルに見舞われているなど、ありましたらコメントして頂ければ、わかる範囲で回答差し上げます!

よろしくどうぞ。


それでは、この辺で。


エカキオ


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