Lisp実践編 - 14
こんにちは!
エカキオです!
皆さんはレイアウト空間をどれくらい利用していますか?
レイアウト空間を利用することで、同じ図面の表現をレイヤーのオン、オフによって表現を変えることが可能です。
今回紹介するLispは、選択したレイヤーを、現在作業しているビューポート内でのみ、フリーズにすることができます。
レイアウト空間を制するものは、AutoCADを制します。
たぶん。
レイアウト空間にはパブリッシュも便利です。
合わせてご覧ください。
そのままコピーして、好きなコマンド・好きなファイル名にしていただいても構いません。
AutoCAD Lisp 入門 - 1 - 最強の時短ツール「Lisp」とは - 図描きの備忘録
コード
;選択したオブジェクトレイヤーを現在のビューポートでフリーズ (defun c:VF ( / e1 l1) (princ "¥n現在のビューポートでフリーズするレイヤーを選択:") (setq e1 (entget(car(entsel)))) (setq l1 (cdr (assoc 8 e1))) (command "vplayer" "f" l1 "" "") (princ) )
参考記事
AutoCAD Lisp 入門 - 2 - オブジェクトの情報を抽出 - 図描きの備忘録
AutoCAD LISP 入門 - 5 - オブジェクトの情報を書き換える - 図描きの備忘録
AutoCAD Lisp 入門 - 10 - フィルターオブジェクト選択 - 図描きの備忘録
実践編コードの共通事項
最上段には、コメントを入れています。
こちらのLispは何を目的にしているかを一目で判断するためです。
また、「(defun c:※※ ()」の直下には、
(princ "¥n〜")を入れることで、コマンド実行の際も、コマンドの目的がわかりやすくなっています。(たくさん作ってると後々忘れてしまいます。)
※こちらのLispは自己責任でお使い下さい。万が一、AutoCADがフリーズ、強制終了
した場合など不慮の事故が起きた場合も当ブログでは責任を負いかねます。
まずは何もないデータなどで、使用感を確かめてから使用することをお勧めします。
キーワード
ビューポート,フリーズ,viewport