図描きの備忘録

日々の業務の時間短縮。残業しないで帰る事を目指し、悪戦苦闘中。AutoCAD、Lisp、効率化、自動化、合理的、プログラミング、資産運用勉強中

意外と知らないAutoCAD 小技10選

ちょっとずつ便利

こんにちは!

エカキオです!

今回は、普段なんとなくAutoCAD使ってるけど、意外と知られていない小技を紹介致します。

先に言っておきますが、


うぉ!めちゃくちゃ便利じゃん!!


とはなりません。


ほー、なるほど、便利ですね。


程度です。

覚悟してくださいね。


では、スタート

その1. Ctrl+Tabで別の開いてるデータに切り替え

これは、知っている人多いかもです。
複数のデータを開いて作業している時に、データの入れ替えは「Ctrl+Tab」でできます。

その2. 属性編集の時、Tabを押すと「OK」が選択される。

すみません、用語がわからないです。
属性編集をしている時に、属性の内容を編集した後、マウスで「OK」を
選んでいる人多いと思うんですが、あれはTabキーを押して→Enterで属性編集を終われます。

入力した後、Enterで決定して、Tabキー
(すみません、画像は入力後のEnterが抜けてます)

で、Enter

うぅー、地味に便利!

その3. キーボードの矢印「↑」「↓」でコマンドラインの履歴が見れて、そのまま実行できる。

そのままの意味です。
3つ前のコマンドをもう一度使いたい!
↑↑↑Enterこれで良いです。

その4. 画面を分割して作業できる。

作業中の画面を分割して編集できます。
コマンド「VPORTS」を入力してください。

こんな画面が出ます。
分割メニューを選んでお好きな分割数で編集画面を分割しちゃいましょう。

AutoCADで3Dをやりたい人にも便利ですよ!

コマンドに「-」をつけて、「-VPORTS」とするとコマンドラインでも処理できて、さらに便利です。

その5. 自動保存機能

大切な作業データが吹っ飛んでも、

安心してください!
データ残ってますよ!!

。。。ただし、
コマンド「option」でこちら確認ください。

事前に自動保存がオンになってることを確認ください。
たまーに、勝手にチェックが外れてることがあるのです。
謎です。

そして万が一、エラーや、停電などで不慮の強制終了に見舞われた時には、下記の手順でデータを復活できます、

C:¥Program Files¥Autodesk¥AutoCAD 2011¥temp
この中に「〜〜〜.sv$」という拡張子があります。
(保管ドライブは各々で確認ください。私は「C:」ドライブに入っています。)

この「〜〜〜.sv$」sv$の部分を「dwg」に変えることで、自動保存されたタイミングでのデータが復活します。
「〜〜〜.dwg

※注意
自分の意思で閉じたデータは、自動保存ファイルは残りません。

その6. undo(元に戻す)する回数を指定できる

通常操作を戻す時に、Ctrl+Zや「U」コマンドを使ってないですか?

「UNDO」コマンドを入力すると下記の文面が出ます。

取り消す操作の数を入力 または [自動(A)/コントロール(C)/開始(BE)/終了(E)/マーク(M)/後退(B)] <1>:

色々なオプションがありますが、10とか100とかを入力すると、その分操作が巻き戻ります。
すごーい手戻りが発生した時など使ってみてください。

人生はやり直すことはできませんけどね。

その7. 使用中コマンドのヘルプ表示

コマンドを実行している最中にF1キーを押してヘルプを表示することで、そのコマンドのヘルプ画面に飛べます。
よく使うコマンドのヘルプを見てみると、意外な発見があるかもしれません。

その8. 寸法補助線を斜めに

線がたくさん混み合ってて、寸法補助線を斜めに引きたいことってないですか?

そんな時はこれ!

「dimedit」コマンド

こんなに規則正しい寸法線が、

こんなになっちゃいます!!
尖りましたねぇ、鋭いです。

手順はこちら

初めのオプションで、

スライドを選択して、

オブジェクトを選んで、

角度の入力ですね。

お好みの鋭さを設定ください。

その9. 基点コピー

こちらも、意外に知らない人もいたりする小技。

ctrl+cのクリップボードコピーは、他のアプリケーションでも使われますが、
この基点コピーは一味違います。

shift+ctrl+c

です!

オブジェクトのコピーに、基点も与えられます。
ついでに言うと、通常のctrl+cのコピーは、選択オブジェクトの全てを四角で囲ったと想定して、1番左下のカドが基点になります。

よくいる方は、

基点となる印を1回作図して、

それと一緒に目的のオブジェクトをコピーして、

貼り付けた後に印を頼りに移動

している人がいます。

印を作図せず、基点を設定してコピーしちゃいましょう。

その10. ブロックとして貼り付け

ブロックの作成って地味に面倒じゃないですか?
名前なんてなんでもいいから、早くブロック化されろ!

って思う私はせっかちです。

同意していただける方にはこちらをご紹介。

クリップボードにあるオブジェクト
ctrl+c
shift+ctrl+c

を貼り付ける時に、通常であれば

ctrl+v

ですね?

そこを

shift+ctrl+v

にすることで、ブロックとして貼り付けられます。
ブロック名は、アルファベットと数字がランダムに組み合わされたものです。

ブロックの基点としては、コピーを作成した時の基点と同様。
小技その9で説明した基点ですね。

出来ればブロックを作る時には、基点コピーを利用しましょう。
編集の時も便利ですよ。

おわりに

いやぁ、10個と書いておきながら絞り出すの大変でした(笑)

いかがでしたか?

大体ご存知でしたでしょうか?

皆様の作業の、少しでもお役に立てましたら幸いです。
少しでも早いAutoCAD操作となりましたら。


では、この辺で。

エカキオ


ekakio.hatenablog.jp

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目は大切に!

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