コマンドラインに注目
こんにちは!
エカキオです!
今回は各コマンドが持つオプションについて、説明したいと思います。
このオプションを使うことにより、ひとつのコマンドの実行中に、他のコマンドの効果を得ることや、一括で処理できたりするのです。
いくつかご紹介します。
TRIM と EXTEND
切断と延長ですね。
TRIMします。
真ん中が基準オブジェクトです。
切れます。
こちらは対象のオブジェクトを選ぶ時に「shift」を押し続けることで、延長の効果を得られます。
この時に
「shift」を押しながら伸ばしたい対象を選ぶ。
この通り。
続いてROTATE
回転です。
こちらは回転を実行する時に
「C」を入力することで、コピーをしながら回転が出来ます。
グリップの隠しツール
別に隠してるわけでもないと思いますが。。。
グリップというのは、オブジェクトを選択した時に現れる、青い点です。
この青い点をクリックして、通常はこの青い点をどこかに伸ばしたり、短くしたりしてくっつけると思います。
実はこれ、ストレッチモードだからこの機能が使えるんですが、
この青い点を掴んでいる時に、
キーボードの「スペース」を押してみてください。
こんなに色んな機能が「スペース」を押すたびに切り替わるんです。
わたしがよく使うのは、回転モードくらいですが、「RO(ROTATE)」とショートカットコマンドを入力するより、スペースを2回押す方が早いです。
なので、暇な時にでも試してみてください。
時短するには、まず良く眺める
上の例は、ほんの一部にすぎません。
AutoCADに限ったことではありませんが、ツールが持つ能力の一部しか利用していない方が大勢いると思います。
今まで時短!効率化!素早く!
と言って来ましたが、まずはじっくりそのツールで何が出来るのかを、模索してください。
そうするとじっくり見ている時間の数倍は、効果を発揮してくれるはずです。
色々なコマンドを実行し、コマンドラインを良く見る。
それが今後の業務で、きっと時短に繋がって行きます。
ということで、この辺りで終わります。
エカキオ