図描きの備忘録

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Lisp実践編 - 18 - リージョンをポリラインに変換

Lisp実践編 - 18

こんにちは!

エカキオです!

とても優秀なオブジェクト「リージョン」のデメリットでもある変形が出来ないというポイントを緩和するために作りました。

ekakio.hatenablog.jp

ポリラインをリージョン化することは、標準コマンドで出来ますが、その逆はありません。
(最新バージョンは確認出来ていません)

リージョンの一部を調整したい時に役立つと思いますので、ぜひご利用ください。


そのままコピーして、好きなコマンド・好きなファイル名にしていただいても構いません。
保存と利用方法はこちら。
AutoCAD Lisp 入門 - 1 - 最強の時短ツール「Lisp」とは - 図描きの備忘録


コード

;リージョンをポリラインに
(defun c:RX ( / ss)
	(princ "¥nリージョンをポリラインに")
	(setq ss (ssget (list (cons 0 "region"))))
	(command "undo" "be")
	(setq si (getvar "PEDITACCEPT"))
	(setvar "PEDITACCEPT" 1)
	(command "explode" ss)
	(command "pedit" "m" "p" "" "j" "" "")
	(setvar "PEDITACCEPT" si)
	(command "undo" "e")
	(princ)
)

参考記事

AutoCAD Lisp 入門 - 2 - オブジェクトの情報を抽出 - 図描きの備忘録

AutoCAD Lisp 入門 - 10 - フィルターオブジェクト選択 - 図描きの備忘録

実践編コードの共通事項

最上段には、コメントを入れています。
こちらのLispは何を目的にしているかを一目で判断するためです。
また、「(defun c:※※ ()」の直下には、
(princ "¥n〜")を入れることで、コマンド実行の際も、コマンドの目的がわかりやすくなっています。(たくさん作ってると後々忘れてしまいます。)

※こちらのLispは自己責任でお使い下さい。万が一、AutoCADがフリーズ、強制終了
した場合など不慮の事故が起きた場合も当ブログでは責任を負いかねます。
まずは何もないデータなどで、使用感を確かめてから使用することをお勧めします。

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