建物の構成が誰にでもわかる
こんにちは!
エカキオです!
今回は街の本屋さんでたまたま発見した、とても面白い本の紹介です。
初心者、入門者向けの本が色々ある世の中ですが、こちらの本の様に、
- 具体的
- ビジュアルでわかる
- 物事の順序を追っている
様な本がとてもわかりやすい本だなと感じております。
特にビジュアルの中でも、建築の図面は通常二次元(2D)で表されます。
平面図、断面図、立面図は知識がある人が見れば、そこまで理解出来ないわけではないのですが、空間把握が苦手な方、建築を始めたばかりの方には少し難しい様です。
こちらの本は、矩計図と呼ばれる、断面図を詳細に示した図面(2D)+断面パース(3D)で表現することで、読者の理解力を上げています。
また、実際の工事に合わせ、パラパラマンガの様に一工程、一工程ずつ図面化しているため、ものづくりの過程も合わせてわかることができます。
前置きが長くなりましたが、こちらがそのオススメ本です!!
です。
現在は木造編、RC編が発売されている様です。
早速、本の内容について解説していきます。
矩計図+断面パース
具体的に本の一部をお借りして説明しましょう。
矩計図
通常の二次元で表現される矩計図がこちらですね。
(苦手克服!これで完璧! 矩計図で徹底的に学ぶ住宅設計のamazon販売ページより引用)
図面!!って感じですよね。
少し気難しい感じもして、なんだか苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。
この線は何を表している線なのか?
自分は今何を描いているのだろうか?
などと自分のしている作業の意味がわからないと理解も深まらないのです。
建築士の対策にもなる
これから建築士の資格試験を勉強する方も、製図試験は避けては通れません。
二級建築士の試験には矩計図を書く問題があるため、理解は不可欠ですし、業務でも矩計図のない図面はほとんど無いのではないでしょうか?(住宅設計をしたことがないのでわかりませんが…)
製図試験においても、3年に一度はRCの問題が出ると言われていますし、勉強しておいて損はありません。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
そろそろ中堅と呼ばれるキャリアとなって来てしまった筆者にとっても、わかりやすく新たな発見もありました。
住宅設計は学生時代に少し勉強した程度なので、真新しさもあり興味深い本です。
建築関連の書籍が置いてある様な書店でしか置いてないかもしれませんが、発見した際には是非お手に取って読んでみることをオススメします。
それでは、この辺で。
エカキオ