図描きの備忘録

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Lisp実践編 - 31 - 原点に戻す行為をLisp化

Lisp実践編 - 31

こんにちは!

エカキオです!

地味に役立つ系のLispです。

よく使う座標への移動をワンクリックで済ませちゃおうと思って作りました。


わたしの場合は原点が遥か彼方へぶっ飛ぶ事がよくあるので、オブジェクトを原点に戻すという行為をLisp化しました。

他にもスケッチアップとかにインポートする時でも、原点に近い方が都合が良かったりします。

そういった良く使う行為をLisp化するのは良いと思うのです。


ぜひともご利用ください!

そのままコピーして、好きなコマンド・好きなファイル名にしていただいても構いません。
保存と利用方法はこちら。
AutoCAD Lisp 入門 - 1 - 最強の時短ツール「Lisp」とは - 図描きの備忘録


コード

;原点(0,0)に移動
(defun c:MG ( / ss p1)
	(princ "¥n原点(0,0)に移動")
	(setq ss (ssget))
	(setq p1 (getpoint "¥n基点を選択:"))
	(command "move" ss "" p1 "non" "0,0")
	(princ)
)

参考記事

Lisp 入門編 カテゴリーの記事一覧 - 図描きの備忘録

実践編コードの共通事項

最上段には、コメントを入れています。
こちらのLispは何を目的にしているかを一目で判断するためです。
また、「(defun c:※※ ()」の直下には、
(princ "¥n〜")を入れることで、コマンド実行の際も、コマンドの目的がわかりやすくなっています。(たくさん作ってると後々忘れてしまいます。)

※こちらのLispは自己責任でお使い下さい。万が一、AutoCADがフリーズ、強制終了
した場合など不慮の事故が起きた場合も当ブログでは責任を負いかねます。
まずは何もないデータなどで、使用感を確かめてから使用することをお勧めします。


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