誰の目線か
こんにちは!
エカキオです!
日々の業務で図面を描いておりますが、そもそも設計とは誰に対するものなのかということをふと感じることがあります。
答えは明確で、「建築主」のため、「利用者」のためですよね。
ただ、実際設計の仕事をしていると、明らかに設計者の自己満足とも言える「こだわり」を捨てられない場面に遭遇します。
典型的な例が、壁、天井の目地の位置だったり、点検口の位置だったり。
とはいえ、テキトーな位置に設置して良いか?というとそうではなく、現場の施工上の「納まり」や「揃っている」というところは配慮する必要があります。
それ以上の「こだわり」を見せ始めた途端に現場では莫大な労力が発生します。
図面の修正をする人、見積りを算出する人、現場の工程を管理する人などなど。
果たしてその「こだわり」は一般の利用者にはどの様に映っているのかは、大変疑問なところではあります。
設計者の目線
わたしが学生の頃、建築学科の先生があることを言っていました。
「石を投げれば、建築家に当たる」
建築家と言っても、巨匠と呼ばれる名建築家ではなく、わたしの様な凡人の設計者もいるわけで、そういった広い意味を持って、建築に関わってる人は山の様にいますよ。といった話だったんですが。
日本では、設計者の人口も多く、あまり地位も高くないとかなんとか。
ヨーロッパの建築家の地位は医者並だと聞いたことがあります。
ホントかなー?
なにが言いたいかと言うと、それだけ設計者(建築関係者)が多いとなると、前述した「こだわり」についても「気にして見る」人は多いんだろうなぁ。ということが言いたかったわけですけれども。
裁量労働制
以前も書きましたが、裁量労働制である企業では、残業なんてないわけですから、こだわればこだわるほど検討の余地はあるわけで、終わりなんてないんですねぇ。
いかに早く納得し、いかに終わらせるか、いかにメリハリを付けられるか。
それがこれから先、労働者が生き残っていく術なのではないでしょうか。
まぁ、結局なにが言いたいかったかと言うと、残業せずに帰りたいなってことでした。
それじゃ、今日も頑張りましょう!
エカキオ