Lisp実践編 - 2
こんにちは!
エカキオです!
今回はブロックの簡易作成です。
オブジェクトの簡易ブロック貼り付け作業を名前変更機能を付けています。
基点コピーと合わせて使えば、簡単に名前付きブロックが作成可能です。
「shift+ctrl+C」→「shift+ctrl+V」→「rename」
そのままコピーして、好きなコマンド・好きなファイル名にしていただいても構いません。
AutoCAD Lisp 入門 - 1 - 最強の時短ツール「Lisp」とは - 図描きの備忘録
コード
;ブロック貼り付け+ブロック名変更 (defun c:VB ( / n1 ) (princ "¥nブロック貼り付け+ブロック名変更") (princ "¥n挿入点を指定:") (command "pasteblock" pause) (setq n1 (cdr (assoc 2(entget (entlast))))) (command "rename" "b" n1 ) )
参考記事
AutoCAD Lisp 入門 - 2 - オブジェクトの情報を抽出 - 図描きの備忘録
AutoCAD Lisp 入門 - 3 - よく使うコマンド処理を登録する - 図描きの備忘録
AutoCAD LISP 入門 - 5 - オブジェクトの情報を書き換える - 図描きの備忘録
実践編コードの共通事項
最上段には、コメントを入れています。
こちらのLispは何を目的にしているかを一目で判断するためです。
また、「(defun c:※※ ()」の直下には、
(princ "¥n〜")を入れることで、コマンド実行の際も、コマンドの目的がわかりやすくなっています。(たくさん作ってると後々忘れてしまいます。)
※こちらのLispは自己責任でお使い下さい。万が一、AutoCADがフリーズ、強制終了
した場合など不慮の事故が起きた場合も当ブログでは責任を負いかねます。
まずは何もないデータなどで、使用感を確かめてから使用することをお勧めします。
キーワード
ブロック,名前,BLOCK,RENAME,